宮城県仙台市の行政書士事務所です。
 交通事故の解決支援をはじめ、相続、遺言、会社設立、車庫証明申請などをサポートします。

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 加藤正人行政書士事務所                                     TEL・FAX 022-375-1778
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遺  言 (1)

遺言の効用
  人が亡くなった場合、その人の財産をどのように相続するかについて、
  遺言がない場合は…
  相続人が全員で話し合って決めることになります(遺産分割協議)。
  法律(民法)では、相続人が数人あるときの相続の割合を決めており(法定相続分)、
  それを基に分割をすればいいのですが、実際には法定どおり分割することが難しく、
  相続人の間で争いになる恐れがあります。
  例えば、土地や建物などの不動産を法定相続分どおりに分けることは困難です。
  現金を除いて宝石などの動産も同じです。
  話し合いがまとまらないと、不動産の名義変更や預貯金の払戻しなどの手続ができ
  ません。このような場合には、家庭裁判所による調停や審判が必要になります。
  
  遺言がある場合は…
  遺言は法定相続に優先します(民法902条)。法定相続はあくまで遺言が無い場合の
  補充的な規定です。
  従って、原則として、遺言どおりに相続されます。相続人間で争いの余地はありません。
  遺言があれば、相続をめぐるトラブルや手数を回避することができ、残された家族が
  相続を円滑に進められます。遺言は残された家族への思いやりです。

■遺言のメリット
  遺言は法定相続に優先し、自分の財産をどのように配分するかを生前に決められる
  ので、次のようなメリットがあります。
  @法定相続分の変更が可能
  A相続させる財産の具体的特定が可能
  B法定相続人以外の人にも財産を分けられる
  C遺産分割協議が不要
  D相続争い等を未然に防止できる

■特に遺言をしておいたほうがよいケース
  @配偶者に全財産を残したい場合
    特に、子供がいない夫婦の場合…配偶者に全財産を相続させるという遺言をして
    おかないと、兄弟姉妹(兄弟姉妹が亡くなっている場合は甥・姪。以下同じ。)も相続
    する権利があり、兄弟姉妹と遺産の分割について話し合わなければなりません。
    そして、兄弟姉妹の印鑑を押してもらわないと、自宅の名義変更や預貯金の払い
    戻しができません。
  
  A主な財産が土地と建物で分割しにくく、遺産分割の話し合いが難しいと予想される場合

  B特定の相続人に他の相続人よりも多くの財産を残したい場合
   (例)最後まで親の面倒を見てくれる子供や障害をもった子供に多く残したい

  C農業や事業の後継者を決めておきたい場合
   (例)長男に田畑全部と特定して相続させる…法定相続では遺産分割協議でもめて
    田畑が散逸する恐れがあります。

  D相続人の中に行方不明者がいる場合
   (例)昔、離婚した先妻との間の子供が現在では所在が分からない…法定相続は相続人
    全員による遺産分割協議が必要で、1人でも欠ければ、その協議は無効です。
    しかし、遺言をしておけば、遺産分割協議は不要です。

  E法定相続人以外の人にも財産を分けたい場合
   (例)長男の妻、甥・姪、内縁の妻、知人などに財産を分けてあげたい

  F社会のために財産を使いたい場合
   (例)社会福祉法人などに寄付したい

  G相続人がいない場合

■遺言でできること
  遺言書に書いたこと全てが法律的な効果、言い換えれば相続人に対する強制力を持つ
  わけではありません。
  法律的な効果が生じる事項は、民法その他の法律で限定されています(法定遺言事項)。

  〈法定遺言事項の主なもの〉
  @相続分の指定、指定の委託(民法902条)
  A遺産分割方法の指定、指定の委託(民法908条)
  B遺産分割の禁止(民法908条)
  C認知(民法781条)
  D未成年後見人の指定(民法839条)
  E遺言執行者の指定、指定の委託(民法1006条)
  F祭祀承継者の指定(民法897条)
  
  〈法定遺言事項以外の事柄〉
  例えば葬儀方法、臓器提供の希望、財産配分の理由、相続人に対する希望などを記載
  しても法律的な効果はありません。
  しかし、それらが理解・尊重されることも多いのではないかと思います。
  また、これらのことは日頃から家族によく話しておくことが大切です。

                      遺言(2)に続きます

          

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